ご相談事例
中絶させた彼女とどうにか円満に別れたい
20代男性相談者 2018年5月21日更新
今回の相談者様は24歳の男性です。中絶した彼女の変わりように結婚を考えられなくなり傷付けずに別れたいという相談内容でした。
相談者様から
中絶させた依存症の彼女を傷つけないで別れたい。元々依存症だったが、中絶後、その症状がひどく困っている。アルコール依存症、パチンコ依存症、そして私に依存している。
私はもう十分彼女への責任は果たしたと思う。中絶後の半年、生活も面倒みました、今後半年分の面倒も見るつもり。彼女は一生かけて償え、などとヤクザのような口調で言ってきます。
妊娠したのはお互いの責任で、私ばかり責めてくる彼女にも疑問。勤務中も携帯に何通もメールがあり、帰宅すると(同棲中)ずっとベッタリしてくる。私が少しでもテレビやPC等に夢中になるとすぐ不機嫌になって邪魔をしてくる。正直疲れる。
会社にも電話してくるし、生活費は使い込むし、このままでは私自身の人生もダメになる。なんとか納得して、彼女を傷つけずに別れたい。という相談内容でした。
アドバイス
別れを告げられた側は多かれ少なかれ傷付きますので、傷付けずに別れるのは至難の技だと思います。
また中絶後に依存症が酷くなったのは精神的な問題の可能性が高いので精神科に彼女のことを相談してください。また相談者様自体も彼女のケアをして下さい。
その後、一緒にカウンセリングに行くのがいいでしょう。彼女のあなたに対する共依存をなくすためには少なくともアルコールを断つ事を初めに考えなくてはいけないと思います。
「君の体が心配だから、内科で見てもらわないか?」この言葉で内科受診→精神科(アルコールストレス病棟)の流れで行くしかないと思います。
傷つかずは無理ですが、お酒が切れれば納得して別れる事はあるかもしれません。このままではお互いに病んでしまいます。とお伝えしました。
その後
相談者様が彼女に付き添って病院に行って検査を受けたところ、鬱とアルコール依存症で精神科に入院することになったそうです。
その間たくさん話し合い。中絶の悲しさや苦しさ、それが伝わらないもどかしさなどを彼女はずっと一人で抱えていたようです。
彼女は、一人でずっと悩んだりしていたのを相談者様に八つ当たりしていた事などに気付き、少しずつではありますが前の明るさが戻ってきたそうです。
退院した後について話し合った結果、一緒にいるとやはり子供の事を思い出してつらいし、また八つ当たりしてしまうかもしれないとの事から別れる事になったそうです。
しかし彼女がこうなってしまったのは相談者様の責任でもあるので彼女が『大丈夫』と言ってくれるまでは別れた後も側で力になろうと思います、とおっしゃっていました。