ご相談事例
姑の借金が原因で離婚を考えている女性からのご相談
30代女性相談者 2018年6月1日更新
お姑さんが借金を隠していたことが原因で、離婚を考えているという女性からの相談がありました。
相談内容
お姑さんは「自分の借金を何故息子夫婦に言う必要があるのだ。無関係だ。」と主張しています。
しかし、お姑さんが使用している車のローンはお姑さんが支払っているものの、名義はご主人なのです。お姑さんは自己破産をしているため、ローンを組むことが出来ません。
これは、相談者様に黙っていたご主人にも問題があると考えています。
お姑さんはお金にだらしがない人であり、自分の嗜好品にお金をつぎ込み、借金の返済は後回しにしている可能性が濃厚です。
ローンの元金は減っていません。
あゆむからのアドバイス
お姑さんの人間性は直るものではなく、借金は自分の問題であり、無関係であるといったような人間と分かり合いたい気持ちもありません。
さらに、車のローン以外にも100万円程の借金があることも発覚。
奥様は、ご主人と離婚をしても、金銭的に困難な状況にはなりません。6ヶ月の子供から父親が居なくなってしまう事は非常に可哀想であるとも言えます。
しかし、お姑さんの金銭感覚を考えると、ご主人と一緒に居ることであなたに借金が降りかかる可能性もあるのです。
今後進むべき道をよく考えた方がよいでしょう。
ご主人、お姑さんとの話し合い
あゆむでのカウンセリング内容を元にご相談者様のほうでもよく考えた結果、離婚したい旨をご主人に話をして、ご主人も離婚に納得してくれたそうです。
この離婚理由をお姑さんに報告したところ、「夫婦の問題だから自分は無関係」と言って、激しく怒っていたそうです。
再度あゆむにご相談に訪れたご相談者様。
結婚後の夫婦喧嘩は、お姑さんが原因のものばかりだったとのこと。ご主人とは家族でいたくても、ご主人の家族とは家族で居たくないという気持ちでした。
ご主人が優柔不断であり、自分の作り上げた家族を守る気持ちも見られないのであれば、離婚を考えてしまう事は当然です。
お金に関する隠し事は、信頼関係を築く上で致命的なもの。自分の築き上げた家庭を失うかもしれないという時に、原因が分かっていながら行動に移さないという点が気がかりです。
ご主人が最も大切にしているものは、奥様でもお子様でもなくお姑さんなのではないでしょうか。しかし、離婚した後も働くつもりなのであれば、離婚せずに働くことで子供から父親を奪わずに済みます。
お子様がいる以上、離婚については十分に検討しましょうとアドバイスをしました。
その後
お姑さんの借金について、再度夫婦で話し合いを行ったそうです。
やはり、ご主人はお姑さんと縁を着るつもりはないとのこと。
「あなたには2つの家族がある。どちらが大切なのか。」と問いただしたところ、選べないということでした。
金銭絡みで問題が起ってからでは遅い事、ご主人の危機感や愛情が感じられない事から、離婚を決意したそうです。
養育費に関する契約を行った上で奥様は働きに出ることになり、円満では無いものの解決となりました。