コラム

2018/06/07

不倫されたときの慰謝料の相場は?

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もしもパートナーに不倫をされ、慰謝料を請求することになったとしましょう。そのときに気になるのが、慰謝料をいくらもらえるのかということですよね。お金が欲しいから訴えたというわけではなくても、パートナーにはけじめをつけて欲しいですし、現実的にお金が必要ということもあるでしょう。ここでは不倫されたときの慰謝料の相場についてご紹介します。

慰謝料は、不倫によって別居することになったのか、離婚したのか、ということによって金額が変わります。それぞれの相場は以下のようになります。

・別居も離婚もない 50万円~100万円
・別居した 100万円~200万円
・離婚した 200万円~300万円

別居も離婚もしていない場合が一番金額が低いです。慰謝料の金額は、不倫によってどれだけ損害を受けたのかという点がポイントになります。そのため、別居も離婚もせずに済んだ場合は一番金額が低く、離婚になると、金額が高くなるのです。

この金額は裁判を起こした場合の慰謝料の相場です。そのため、話し合いで問題を解決した場合は、これより低くなったり、逆に多めにもらえたりします。ケースバイケースのようですが、裁判での金額は、一応の目安になります。

また、慰謝料は状況によって増額されたり、減額されたりします。以下に慰謝料が増額される例をまとめました。

・結婚して長い
・不倫される前は夫婦円満だった
・子供がいる
・長年繰り返して不倫している
・約束を破って不倫した
・パートナーと浮気相手の年齢が離れている(浮気相手が年下)
・パートナーが浮気相手と子供を作った
・不倫が原因で病気になった(診断書がある)

これらはどれも不倫の損害が大きくなる要素です。これらの様子がある状態で不倫をされると、精神的苦痛が大きくなることがわかりますよね。実際に精神的苦痛が大きかったという証拠になる診断書は、慰謝料の金額が増額される重要な要素となります。

いかがでしょう。慰謝料の相場を知りたい方の参考になったでしょうか。不倫の慰謝料の相場を安いと見るか、思ったよりもらえるんだと思うかは個人差があるでしょう。慰謝料を請求することは、不倫された方の正当な権利です。パートナーに適切な制裁を与えるためにも、今後の自分の生活のためにも、きちんと慰謝料を請求したいところです。