ご相談事例
夫の浮気から修復へ
40代女性相談者 2018年5月28日更新
結婚4年目で、夫が浮気をしていることがわかりましたが、夫を愛しているため、離婚は考えていないという40代女性の方からの相談です。
「1歳年上の夫と結婚して4年が経ちます。交際期間が長かったので、新婚生活もその延長といった感じで刺激のないものでした。仕事からの帰宅が遅くなりだし、浮気を疑い始めました。周りに相談する人がいないので、疑念だけが膨み始めた時、夫のポケットから男一人では行かないだろうレストランのレシートが出てきたので、問い詰めたら浮気を白状しました。自分は、離婚はしたくないのでどうすればいいでしょう」というのが、相談内容です。
ご主人の浮気が発覚したとき、ご主人からは謝罪の言葉をもらったそうですが、相手の女性からは一切、謝罪がありませんでしたので、それには納得できませんでしたので、相談に来られました。
経験豊かなカウンセラーは、相談者のお話を丁寧にお聞きした上で、今回の場合、相手の女性に、内容証明を送ることを勧めました。しかし、一般の方に、内容証明を送れと言ったところで、ピンとこないと思いますので、内容証明にはどんな意味があるのか、どのように書き、どのように送ればいいのかを一からお教えしました。
内容証明を受け取った相手の女性からは、謝罪がありました。やはり、こういうきちんとした対応を相手にすると、相手も無視することができないのです。今回の相談者は、慰謝料を求めておられなかったのですが、やはり、浮気相手とのけじめをきちんとつけるうえでも、夫婦間のやり直しのためにも、今回のような対応が必要だと思います。
なかなかこういうことは、一般の人だけでは思いつかないと思います。こういうときこそ、経験と法律的知識が豊富な専門家のアドバイスがとても役に立つと思います。
ご主人の反省と相手の女性の謝罪で、相談者も留飲を下げられました。その後、相談者からの報告では、ご主人が反省と謝罪の気持ちを込めて、相談者に海外旅行をプレゼントしてくれたとのことです。こういう幸せな後日談をお聞きすると、こちらもとてもハッピーな気持ちになります。
今回のことが、相談者ご夫婦のきずなを強めるきっかけになったのではないかと思います。それにしても、対応を間違えれば、泥沼化や離婚へと突き進むことも考えられます。グッドタイミングで、適切な対応が大切だということがわかっていただけると思います。
なにか不信を持たれたら、もやもや感を増幅させる前に、ぜひ相談してみてください。