ご相談事例

彼氏が既婚者だった場合慰謝料は取れるのか？

20代女性相談者　2018年5月21日更新

今回の相談者様は27歳の女性の方でした。二年間付き合っていた彼氏が実は妻子持ちだった事を知り、慰謝料を取れないか、という相談内容でした。

相談者様から

25歳の時に知り合って、二年間付き合っていた。単身赴任で来ていたので奥さんの事に気づけなかった。家に泊まりにいったりデートも頻繁にしていたしプロポーズもされた。周りの友人にも紹介していた。

たまたま共通の知り合いが、奥さんと子供が遊びに来ていて彼氏と遊んでる所を目撃しその時にすぐに教えてもらい発覚。ケータイを見ると奥さんとのやりとりや、子供の写メなどが次々出てきて確信した。

すぐに別れを伝えた。結婚する気だったのに二年間も嘘をつかれていて今では男性不信に。二年間を返して欲しい。

彼氏が幸せそうにしているのが許せない。奥さんと子供には悪いと思うが自分も被害者だ。慰謝料を支払ってほしい。との相談内容でした。

相談者様は結婚を考えるほどの真剣な交際だったのに、二年間嘘をつかれていた事への精神的ダメージは計り知れないものと思います。

慰謝料は取れますが、その時に奥さんにも気づかれてしまうのでよく考えてから慰謝料請求はしたほうがいいと伝えてます。

既婚者だと知った上で付き合っていたのなら慰謝料を逆に取られてしまいますが、今回のようなケースなら結婚詐欺で訴えれば慰謝料は取れるし奥さんにも支払う事は無いとアドバイスをしました。

相談者様は、しばらく考えた後に奥さんに連絡をして話し合いをする事になったそうです。

話し合いでは奥さん、相談者様、弁護士を入れての話し合いで、相談者様は知らなかったとはいえ関係を持った事に対して奥さんに謝罪をし、慰謝料を請求する事を伝えたそうです。

すると奥さんも浮気された事に対する慰謝料を男性に請求する事になったようです。奥さんは前から浮気されているのを知っていて、離婚したかったが証拠がなく離婚出来ないでいたとの事。

元彼氏には結婚詐欺と浮気の慰謝料請求がいく事になり。奥さんはそれと養育費なども取れるだけ取るとの事でした。

元彼氏は当分遊ぶ余裕もないくらい苦労するだろう、とおっしゃってました。

男性不信や傷ついた事が無かった事になるわけではないが、少なくとも自分が傷つけた奥さんと和解でき、両方を苦しめ傷つけた元彼氏に制裁が出来て良かった。泣き寝入りしなくて本当に良かったと相談者様は仰ってました。