ご相談事例
養育費を請求したい
30代女性相談者 2018年5月18日更新
元旦那のDVと浮気が原因で離婚後6年になるシングルマザーの女性からのご相談です。
「離婚後2~3年間は、養育費は支払われていましたが、数か月前から滞り、先月からは振り込まれなくなりました。督促しようとしましたが、音信不通になりました。DVや浮気が原因の離婚でしたが、養育費や親権で揉めることはありませんでした。子ども好きな夫が養育費を払わなくなるとは思ってもいませんでした。」とおっしゃっています。
「離婚時、養育費のことで揉めなかったので、書面に残していない」「今から考えると、養育費が低すぎるのではないか」「元夫に連絡をしようと思っても連絡がつかないので、会社に連絡をしようと思ったが、元夫の性格を考えると怖くてできない」など、今の心情をお聞きしました。
そのうえで、家庭裁判所において、養育費調停をするようアドバイスしました。家庭裁判所といわれると、なんだか大変そうと二の足を踏まれる方も多いですが、調停なら、弁護士に依頼するより安価であること、DVでの離婚ということを考え合わせるなら、元夫と対面しなくてもできるとご説明しました。
離婚時の浮気についても、証拠があるなら、まだ請求することも可能だとアドバイスさせていただきました。
相談者が調停することを決意されてからは、すべてのことに対して前向きに考えられるようになり、事態が動き始めました。
相談者からの最新の報告によると、来月から養育費調停が始まるというところまでこぎつけけたそうです。くよくよ悩んだり、泣き寝入りしたりせず、あなたの権利を守っていきましょう。