ご相談事例
連れ子で再婚したけれど夫が連れ子に冷たい
30代女性相談者 2018年5月10日更新
再婚に関するご相談の中でも多いのが「前夫とのお子様(連れ子)」に関するご相談。今回のご相談者様は、前夫の浮気が原因となり離婚後、現在の旦那様と出会い連れ子で再婚され、ご相談者様・お子様・現在の旦那様の3人暮らしとなりました。
再婚してから2年ほど経つと、旦那様の子供に接する態度が徐々に冷たくなり、もともと引っ込み思案だったお子様はさらに旦那様におびえ、内向的になってしまいました。
旦那様とも何度も話し合うものの、解決の糸口が見えず離婚を検討されたところで、今回メールからご相談をいただきました。
今回注目していただきたいのは、「各男性によって個人差はあるものの、親である自覚は女性より男性の方が遅い傾向にある」という点です。
ご相談者様の場合、現在の旦那様はご相談者様と結婚される前にはお子様がいなかったことから、認識はしていても旦那様の心が現在の生活にまだ追い付いていないと考えられます。
また、ご相談者様のお話を聞いて気になったのが「旦那様とお子様のストレスの原因はそれぞれ何のなのか」
確かに、旦那様にとって前夫との連れ子・お子様にとって新しお父さんというのは受け入れるまでに時間がかかるかもしれませんが、必ずしもストレスがそれだけとは限りません。
ご相談者様は「お子様の味方」「旦那様の味方」とどちらかの立場に固まるだけでなく、もっとお子様と旦那様を客観視してみるとよいのではないかとアドバイスさせていただきました。
「離婚も検討している」とのことですが、もし離婚されるなら離婚の理由が「血の繋がり」というものになってしまうこと、ご相談者様たち家族はまだやり直せる可能性も十二分に残っていることも伝えさせていただきました。
結果、ご相談いただいてから半年後、現在の旦那様が持っている本来の優しさがお子様にもでるようになり、当初はおびえていたお子様もすっかり心を開き、血の繋がりなど関係のない、温かく明るい家庭に再構築できたとご連絡をいただきました。
また、「もしあの時離婚していたら、金銭的にもつらかったと思うし、今のような幸せが手に入るビジョンが見えないから一生後悔していたと思う。当時はつらかったけれど、今ではあの時の話は笑い話として話せます」とおっしゃっており、ご相談者様ご家族が幸せに暮らしている様子が伝わって、こちらも非常にうれしくなりました。
血のつながりは確かに難しい問題ですが、今回のように前向きに解決できる可能性も十分ございます。もしお悩みの方がいらっしゃいましたら、一緒に前向きに解決できるようアドバイスさせて頂きますので、まずはお電話だけでもご連絡くださいませ。