ご相談事例
子供が言うことを聞いてくれない…しつけの悩み
30代女性相談者 2018年5月22日更新
今回女性相談者からこんなお悩みが来ました。上の子は5歳の女の子、下の子は2歳の男の子。全然いうことを聞いてくれないとのお悩みでした。
ご相談内容
ごはん食べるから片づけてと言っても片づけない。外から帰ってきて手洗いうがいをしてと言ってもしない。お出掛けの前にトイレに行ってと言ってもいかない。
寝る時間だよと言っても寝ない。お友達が遊んでいるものをとったらだめだと言っても横取りする。下の子は2歳ですが上のこと同じように聞いてくれませんし、いやいや期もあって参っている。
主人は多忙で毎日日付が変わる頃の帰宅。土日どちらかは休めるといった感じで、平日はほぼワンオペ状態で子育てをしている。
家計も苦しくなってきたので、そろそろ働きたいと思うものの、今のこの状況で仕事を始めれば悪化するのではないかと不安に思っている。
まずきちんと、こどものしつけをしたい。
ということで悩んでおられました。
アドバイス
こちらからのアドバイスとして、まず家事を手抜きすることをオススメしました。洗濯物も畳まなくていいんです。ざっくり入れられる籠を準備してポンポンいれてそこから取り出せばいいです。
食事は一生懸命作ったものこそ子供は食べなかったりします。お惣菜や冷凍食品、お弁当を買うなどそんな日があってもいいのです。
掃除もしなくても死にはしません。気付いた時にやれば大丈夫です。
お子様とのかかわり方についてですが、まだ5歳です。たったの5年間しか生きてないのですです。やっと上手にお喋りできるようになったくらいです。
すべてのこと完璧にはできません。大人にだって失敗や苦手なことはあるのですから。
いや!ということには特に理由はないのです。
ただ言って困らせたかったり、片づけるのが嫌なのはまだ遊びたいから。寝ないのはまだ寝たくないから。トイレに行かないのは面倒だから。
1つ1つのことに、大人の言葉でしっかりとまず伝えてみてはいかがでしょうか?
まだ5歳ですが、理解力は大人が思っている以上にあります。
どうして、そうする必要があるのかきちんと言葉で伝えることが良いでしょう。
~なさい!は本当に子供のやる気を失わせてしまいます。
今この瞬間のお子様は今だけです。
だっこだっこ!とせがむお子様も何年かすれば、抱っこしたくてもさせてくれなくなりますよ。お子さんと一緒に赤ちゃん時代の写真などを見返すなどして、どれだけお子様のことを思っているかを伝えてあげるのもいいでしょう。
その後
相談者様にアドバイスしたところ、妊娠中から出産赤ちゃんの時期などの写真を子供とともに見直し、初心に戻ることができたようです。
~しなさいということをやめるように心がけ食事の準備もお手伝いを頼むようにし、○○が手伝ってくれたごはんみんなで食べよう♪と声かけで前よりスムーズに片付けなどこちらの支持が通るようになったと言っておられました。
お掃除なんかもお遊び感覚で雑巾がけの競争など楽しんでできたみたいです。
子供は何かを任されることで責任感を感じ、達成することで喜びを感じます。
それは大人でも同じですよね。面倒がらず、家事をする場合も一緒に少しでもしてもらうなどでお子さんの気持ちも落ち着いたようですね。