ご相談事例

嫁の浮気について専門家の意見をお聞きしたい

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60代女性相談者 2018年5月28日更新

浮気の証拠が次々と出てきた、結婚して3年目の息子の嫁についてのご相談です。
「郊外に、息子夫婦、私たち夫婦で同居しております。実の娘のように接してくれていたので、嫁姑問題もなく平穏に暮らしておりました。ところが、嫁の浮気の証拠が次々と発覚しました。主人(舅)が嫁を責めたり、家族会議を開いたりしました。今後どのように進めていけばいいか、専門家のアドバイスをお願いします」とおっしゃっています。

事態は、車の中に、ご主人や息子さんが吸わない大量の吸い殻や遠い場所のレシートが見つかり、それを見つけたご主人が嫁を問いただしたことから始まりました。また、家族の留守中に、浮気相手を呼び入れた様子があり、家族会議を開かれました。

その度に、嫁は平謝りに謝り、土下座までする始末。息子さんにも許してやってほしいと口添えされ、ご主人も「離婚はしない方がいい」との意見で、家族会議の結論は「離婚しない」ということで終わったようです。
その結論に、相談者である義理のお母さんは、納得できず、専門家の意見を求めてこられました。

こういう場合は、とにかく相談者の話をお聞きします。相談者が胸の内をすべて吐き出されると、とにかく落ち着かれます。気持ちがざわざわ波打っている状態では、ことが順調に、適切な方向に進むはずがないからです。

お母さんのお気持ちに寄り添いながら、しかし、当事者である息子さんとお嫁さんが結論を出すことが重要であるとお伝えしました。そのことを頭ではわかってもなかなか気持ち的に納得できないのが、息子のお母さんであり、嫁の義理の母親ということなのかもしれません。

当事者である息子さん夫婦の話し合いを第一義としながらも、同居されているわけですから、もちろん、親夫婦も関係してきます。しかし、親夫婦の中で意見が食い違うということは避けなければなりませんから、やはり、ご主人ともよく話し合われることも大切かと思います。

こういう風に、親世代から、子ども夫婦のトラブルについての相談も多々あります。相談者の思いに寄り添いながらも、やはり当事者の思いを最優先に考えていくことが大切ではないかということをご理解していただけたらと思います。