ご相談事例
元カレによるストーカー被害により引越しせざるを得ない
男女の問題, 男女トラブル, ストーカー被害, つきまとい被害
20代女性相談者 2018年5月21日更新
今回の相談者様は22才の女性の相談者様でした。半年前に別れた彼氏がしつこく付きまとい、ストーカー被害のせいで引越しを考えている。との相談内容でした。
相談者様から
半年前に元彼氏の浮気が原因で二回目の話し合いの末、やっと破局。話し合いの最中も『ふざけんな、殺すぞ』など、こちらの意見を聞き入れてくれなかったりと色々あった。
別れた後も友人と一緒にいる時に『何処にいる⁉︎やり直そう』などの電話がしょっちゅう。飲み会に行った日は共通の友人などにも連絡をして『何処にいるか教えろ!殺すぞ』と友人に言っていた。
今では外に出るのが怖い。着信やメールが怖い。友人にも申し訳なくて会えない。家族に何かあったらと考えてしまう。 との相談内容でした。
アドバイス
元彼氏に非があったのにもかかわらず、別れる時に『ふざけんな、殺すぞ』などの高圧的な態度。反省するわけでもなく、脅して丸め込もうとするのは、普通の思考回路ではありえません。
このような思考の方は放っておくとエスカレートしていく傾向があるので、一刻も早く解決しなければなりません。
また逃げれば逃げるほど追ってくるので、住居を変えることは解決にはなりません。引っ越しをするならこの問題が解決した後にする事を提案しました。
また逃げるのではなく、立ち向かって、キチンと諦めて貰いましょう。
今の法律では過度なメールや着信だけでも逮捕できるので、まずは証拠を集めて不安なら弁護士に相談して、警察に通報して下さい。
相手側は元彼氏というのもあって、罪の意識が無いのかも知れません。一度深い関係になると、別れた後も許されると勘違いしたままの方も少なくありません。
警察から言われたほうが相手にとってインパクトが大きいし、罪の意識も芽生えてストーカー行為をやめてくれるはずです、とアドバイスしました。
その後
相談者様はすぐさまストーカー被害で警察に通報しました。メールや着信履歴は大量にあったため、スムーズに証拠を揃えられ、また友人も証人になってくれたそうです。
警察からは元カレに禁止令が出されたそうです。次何かあれば即逮捕なので、元彼氏も大人しくなり連絡も何もしてこなくなったとの事です。
相談者様はその後、元彼氏に知られている住居は気持ちが悪いということでお引越しをされ、今では友人と外に出てショッピングをしたり、会社の同僚と飲み会に行ったりと、以前は出来なかった「普通のこと」を楽しめるようになったとのことでした。