ご相談事例
夫が浮気をしているのでないかとの疑惑
30代女性相談者 2018年5月28日更新
10年前に職場結婚しましたが、最近、夫が浮気をしているのではという怪しいところがいくつかあって、とても不安に感じているという方からの相談です。
「10年前に職場結婚で結ばれましたが、交際期間が2年と短く、夫の考え方や性格が十分わからないまま、結婚したのではないかと少々後悔しています。
初めて、ご主人が浮気をしているのではと思ったきっかけは、会社の慰安旅行のことだったそうです。毎年2泊3日の慰安旅行なのに、今年から3泊4日になったと言って出ていったことだそうです。
その時はそうなのかと思っただけだったのが、夫の母から、夫に電話があり、夫を近くの駅で見かけたと聞いたことで、単なる疑いが、確証に変わったとのことです。
気になって、元同僚に電話で確かめたら、社員旅行はやはり2泊3日だとのこと、帰宅したご主人を問い詰めたそうです。ご主人は、のらりくらりとかわし、はぐらかされたそうです。
相談者の中では、疑念が確証に変わったとはいえ、誰かに相談するにはあまりに漠然としすぎているように思い、だれにも相談できず、悶々とした日々を送られていたそうです。
そこで、インターネットで調べた当相談所にご相談がありました。客観的に見ると、まだまだ漠然としていてつかみどころがないような話でも、ご本人にしたら重大事で、四六時中脳裏から離れないと言っても過言ではないでしょう。
まず、相談者の思いのたけを吐き出してもらいます。こういう話は、話の性格上、誰にでも話せるわけではないので、利害関係のない第三者に話すことができるのはとてもいいことです。話を聞いてもらうだけで、心が軽くなります。
浮気をしているのかそうでないのか、宙ぶらりん状態の時、一人でくよくよ悩むのはよくないと、具体的にアドバイスさせていただきました。どうしても気持ちが晴れないときは、気心の知れた人、信頼のおける人に話を聞いてもらうのがいいでしょう。どうしてもそういう人に話ができないなら、第三者の機関に話を聞いてもらうのもいいでしょう。ため込まないことが大切です。
そして、まだそうだとわかったわけではないときに、一人だけで騒ぐのではなく、近くに味方になってくれる人を作っておくのがいいと思います。
万が一、ご主人の浮気が確定したときに、近くにいる見方になってくれる人が、大きな力となって、スムーズに事が運ぶでしょう。
また、もし浮気が事実なら、その後、相談者自身がどうしたいのかをきちんと考えておくことが大切です。修羅場になって、感情的になっても、何もいいことはないです。