ご相談事例

嫁との仲が悪くなってしまったお姑さんからのご相談

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50代女性相談者 2018年5月30日更新

仲が良かったはずのお嫁さんと、仲が悪くなってしまったことに悩んでいるお姑さんからの相談がありました。

仲が悪くなってしまった理由は、お嫁さんが婦人科の手術を受けたため、妊娠率や不妊治療について話をしてしまった事。退院後は焦らず、夫婦が仲良しであればいいと言い、体外の病院を探してあげる、付き添うという事も伝えました。

お嫁さんからはそれらのすべてを全てプレッシャーに感じていたと言われ、それ以降仲が悪くなってしまったのです。

「不妊で悩んでいるお嫁さんの気持ちを考えて言っていたため、逆効果になっていたのだと思うと悲しくなります。どうすれば気持ちが伝わり、また仲の良い嫁姑に戻ることが出来るでしょうか。どうにか仲直りがしたいです。」という相談でした。

婦人科の手術、不妊治療などは非常にデリケートな問題です。お姑さんは親切心で言っており、お嫁さんのことを考えている事は本人にも伝わっているでしょう。

しかし、お嫁さんは不妊について非常に気にしている時に、人から直接的な言葉で言われる度に傷付いていたはずです。気持ちを伝えたいのであれば、一言だけでも伝わります。少々、構いすぎてしまいましたね。

不妊治療などは、夫婦の問題です。体外受精に付き添うべき、付き添ってほしい相手はご主人であり、治療に無関係のお姑さんではありません。

これは、お嫁さんの実の両親であっても同じことです。

心配をしているというよりも、「干渉」をしてしまったのです。しばらく構わずに距離を取りましょう。そのまま疎遠になってしまわないよう、息子さんを通してお嫁さんに対する気持ちを伝えておくことがおすすめです。

その後、お姑さんは、お嫁さんに直接謝ることはしなかったそうです。息子さんを通して「余計な事をしてしまった様で申し訳ない。純粋に心配をしていただけ。」と、お嫁さんに伝えてもらうように頼んだとのこと。

お嫁さんは、不妊治療を行っているそうですが病院を知らせてくれる事は無いそうです。

しかし悪気はなく、お姑さんとしても、干渉されることを避けているため仕方がないと割り切っているとのこと。

不妊治療が終わり、お子さんを授かることが出来た際など、何かをきっかけに必ず仲直りが出来ると感じている様です。

そのため、今後も心配な事があれば息子さんを通して伝えてもらうようにして、嫁姑の関係を続けて行くとのこと。

まだ完全な解決では無いものの、お姑さんの気持ちは晴れたようです。