ご相談事例
離婚後も、娘と面会したい
20代男性相談者 2018年5月18日更新
8か月前に離婚した後、一度もお嬢さんに会わせてもらっていない男性からのご相談です。
「離婚時は何も知らず、養育費の取り決めだけをして離婚しました。離婚の際、元妻は毎月2回娘に会わせると約束したのに『忙しい』とか『風邪をひいている』などの理由で会わせてくれず、離婚後は一度も会っていません。その後、元妻とは連絡が疎遠になってしまった」とおっしゃっています。
まず、相談者の状況と今の気持ちを、男性カウンセラーがしっかりと聞かせていただきました。最初、不安そうにされていた相談者も、同性のカウンセラーからの共感やアドバイスで心が落ち着かれたように見えました。
その後、「離婚しても、お嬢さんにとって父親はあなただけである。そのことを相手方にきちんと伝えること」「もし、相手方が再婚した場合、面会について具体的に取り決めておいた方がよい」「父親として、できる限りお嬢さんのサポートをしたいというあなたの気持ちを、元奥さんは無視できない」など、具体的なアドバイスしました。
そのアドバイスに沿って動かれた結果、現在月2回ほどお嬢さんに面会できるようになり、先月の誕生日にはプレゼントも渡せたと喜んでおられました。また、将来のこともきちんと取り決めができたようです。
子どもの側から言っても、離婚した親に会うことは権利ですし、きっと別れた親に会うことを楽しみにしていると思います。どうか、あきらめないでください。