風俗は浮気になる?夫の風俗通いを止めさせる方法と慰謝料請求の手順

夫が風俗に通っていることについて悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、男性が風俗にハマる理由から風俗通いを止めさせる方法、さらには慰謝料請求や離婚の手続きの方法についても合わせてご紹介していきます。
夫の風俗通いを止めさせたい、離婚する方法について知りたいという方は、ぜひ参考になさってください。

目次

  1. 男性はなぜ風俗にハマるのか
  2. 夫の風俗通いを止めさせる方法はある?
  3. 夫の風俗通いを理由に離婚できるのか
  4. 風俗通いを理由に慰謝料請求はできる?必要なものとは?
  5. 慰謝料請求手続きは弁護士に依頼すると安心!
  6. 最後に

男性はなぜ風俗にハマるのか

まずは、男性が風俗にハマる理由についてご紹介していきます。

割り切った関係が持てるから

風俗店で働いている女性は、男性のことを客としてしか見ていません。お金を払ってサービスを受けるという割り切った関係のため、好意を持たれて離婚を迫られる心配がないので、男性にとっては精神的に楽なのです。
女性と普通にデートするのは面倒だけど、肉体関係を持ちたいという男性からすると、風俗店は好都合です。

妻が相手をしてくれないから

妻が相手をしてくれず、仕方なく通い始めた風俗にそのままハマってしまう男性も多くいます。風俗店で働く女性なら、お金さえ支払えば自分の都合の良い時に相手をしてくれるため、寂しさを埋めることができるのでしょう。

夫の風俗通いを止めさせる方法はある?

続いては、夫の風俗通いを止めさせる方法について考えていきましょう。

お小遣い制にして管理する

夫の風俗通いを止めさせる方法としては、お小遣い制にするのも効果的です。
風俗店に通うためには、ある程度のお金が必要になります。お小遣いの範囲内で毎月何度も風俗に通うのは難しいケースが多いでしょう。
「家計が苦しい」などの理由をつけてお小遣い制の導入を提案してみてはいかがでしょうか。どうしても夫がお小遣い制を拒む場合には、「何にお金を遣っているの?」と聞いてみるだけでも効果的です。

性感染症の予防について話し合う

風俗店の利用には性感染症のリスクが伴います。そのため、夫の風俗通いを止めさせる方法としては、性感染症予防について夫婦で話し合ってみるのもおすすめです。
「一緒に検査を受けにいかない?」と誘ってみましょう。妻が性感染症の予防を徹底しているのに、夫が性感染症になれば風俗通いがバレてしまいますので、強い予防意識から風俗店に行くことを避ける男性も珍しくありません。

夫婦2人の時間を増やす

夫の風俗通いを止めさせる方法として一番大切なのは、風俗店に行きたくなるような気持ちにさせないことです。子育てや仕事で忙しくても、できるだけ夫婦2人きりの時間を増やしてみましょう。
関係を持つのが体力的に難しくても、一緒に話をしたり、キスやハグをたくさんするだけでも効果はあります。

夫の風俗通いを理由に離婚できるのか

夫の風俗通いを理由に離婚できるのか
様々な方法を試してみても、風俗通いを止めない男性もいます。風俗にハマる夫に対して気持ちが冷めてしまい、離婚したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
そこで続いては、夫の風俗通いを理由に離婚することはできるのか、離婚の条件について紹介します。

風俗店で不貞行為に及んでいる場合

民法770条には、「配偶者に不貞な行為があったとき」は離婚の請求ができると定められています。不貞な行為には、性行為はもちろん、オーラルセックスなどのそれに準ずる行為も含まれます。
夫が風俗店において不貞な行為に及んでいたことが明らかな場合には、それを理由に離婚をすることが可能です。

風俗通いが原因で夫婦仲が悪くなった場合

不貞行為の有無が明らかでない場合にも、以下のような場合には民法770条の「悪意の遺棄」もしくは「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたり、離婚の請求が認められます。

夫が風俗に通うためにお金を消費して、生活費を家計に入れなくなった

夫の風俗通いが原因で夫婦仲が悪くなり、別居に至ってしまった

夫が頻繁に風俗に通い、ほとんど家に帰ってこなくなった

悪意の遺棄やその他の事由によって離婚請求ができるかどうかは、個別のケースによって異なるため、専門家に依頼して手続きを進めるとよいでしょう。

風俗通いを理由に慰謝料請求はできる?必要なものとは?

風俗通いを理由に慰謝料請求はできる?必要なものとは?

風俗店での行為であっても、不貞行為が法に反することに変わりありません。当然、離婚する場合にもしない場合にも精神的苦痛に対する慰謝料請求は可能です。
ただし、不貞行為による慰謝料を請求するためには、証拠が必要となります。
例えば、以下のような証拠が必要となるでしょう。

夫が性交渉を行ったことを認めた音声

ソープランドの領収証や会員証

ソープランドに出入りする写真

風俗店の中でもソープランドについては、入店しただけで不貞行為があったと推測されます。
このような証拠を集める場合、個人で集めることも可能ですが、本人にバレるリスクもあるため、探偵事務所に依頼することをおすすめします。

慰謝料請求手続きは弁護士に依頼すると安心!

証拠があったとしても、夫が不貞行為の事実を認めないこともあります。また、慰謝料の金額について争うこともあるでしょう。
そのため、風俗通いを理由とした慰謝料請求の手続きについては、弁護士などの法律の専門家に依頼するとスムーズです。

最後に

今回は、男性が風俗にハマる理由や風俗通いを止めさせる方法、慰謝料が請求できる場合についてご紹介しました。
風俗店であっても、不貞行為であることに違いはありません。夫が風俗通いを止めてくれない場合にも、泣き寝入りせずに慰謝料を請求しましょう。
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